コンセプトが明確かどうかがパブとスナックの違い
パブとスナックの違いですが、まずは分かりやすく箇条書きにしてみましょう。
- スナック……カウンター越しの接客で、基本的にママやスナックレディはお客さんの接客はしない
- パブ……ボックス席メインのお店もあれば、スナックのようにカンターのあるお店も。ホステスが座席について接客し、アルコールを提供するお店
パブは、スナックのようなお店もあればキャバクラに近いお店もあります。
またパブはカラオケパブやショーがメインのショーパブ、フィリピン人ホステスが接客するフィリピンパブ、中国人ホステスがメインの中国パブなどコンセプトがハッキリしたお店も多く、利用者が選びやすいのが特徴です。
パブとスナックの違いを説明しましたが、スナックの中にもボックス席でスナックレディが接客してくれるお店もありますし(違法ですが)、パブとは言ってもカウンターで接客してくれるお店もありその境界線や定義は曖昧なようです。
パブとは元来イギリスで発達した酒場のことを指す言葉
パブとはもともと、イギリスで生まれた大衆酒場の事をいいます。大衆酒屋を英訳するとパブリック・ハウスになるそうですが、英語だと大衆酒屋はバーと呼ばれますね。
パブの語源はパブリックから来ているのでしょう。
現在パブと呼ばれるお店ではアルコールが提供されているので酒場で間違いないのですが、フィリピンパブにはフィリピン人ホステスが居てソファーに座って接客してくれます。
ロシアンパブも同じですね。ホステスがロシア人なのか、それともフィリピン人なのかと言う違いだけです。
パブには他にもカラオケメインのカラオケパブ、ショーがメインのショーパブ、ホステスの体を触ってもいいセクシーパブなど様々な種類のパブがあります。
このようなパブはイギリスで生まれた大衆酒場とはまるで違う店になっているのではないでしょうか?
日本では本来の意味からかけ離れた「セクシーパブ」も多く存在する
フィリピンパブやショーパブに行った事がありますが、フィリピン人女性が接客してくれたり歌や踊りなどのショーを鑑賞しながらお酒が飲めたりと、エンターテイメントや国際色の豊かなお店のように感じました。
ただ日本にあるパブが全て、エンターテイメントや国際色を追求したものばかりではありません。
最近は「おっぱいパブ」や「ランジェリーパブ」「セクシーパブ」と言った、ホステスに触ったりキスしたりしても良いお店も増えています。
このようなお店ではお酒を飲んだり女の子とお喋りするのが主な目的ではなく、胸や脚に触るのが目的なので風俗店に近いお店と言えます。こうなると本来のパブとはかなりかけ離れてしまっています。