わからない人が多いのでは?クラブとキャバクラの違い

クラブとキャバクラの最大の違いは会員制か否か

クラブとキャバクラと聞いても、「何がどう違うのか全く分からない」と思う方もかなりいるのではないでしょうか?クラブとキャバクラの一番の違いは…

会員制であるかどうか

ここが最大のポイントです。クラブ、特に銀座などの高級クラブは来店歴のない顧客(つまり一見さん)を、すんなりお店に入れてくれるわけではありません。すでにそのお店の常連になっている、身元が確かな方から紹介してもらわなければ入店する事すら出来ないのです。

そういう格式のある店ですから、店内はスワロフスキーを何万粒も使用した豪華なシャンデリアが煌めき、絨毯も分厚くソファーの座り心地も格別です。実は僕も高級クラブに何回か行った事があります。お金持ちの紹介者がいたわけではなく、以前顧客として付き合いのあったキャバ嬢が会員制クラブのホステスに転職したため。以前から知り合いだったホステスの紹介で入店出来たわけなんです。

高級クラブと言っても会計の方法はいろいろとあるようですが、僕が入店した時はボトルキープを1本お願いし1時間半お店にいて7万円でした。結構かかりますよね?ボトルキープで約3万円かかったのが痛かったですが、そのお店は入店時にボトルを入れなければならないという決まりがあったんです。

ただ最近は景気が悪い事などが理由で、会員制ではない高級クラブも増えています。予約さえしてもらえれば入店出来るクラブもあり、こちらの方が一般的になりつつあるように感じます。いつまでも敷居の高いお店だと庶民は入店しにくいですからね。

ただし高級クラブで遊ぶなら色々と決まり事があります。例えば服装がそうですよね。次は高級クラブでの服装についてチェックしていきましょう。

クラブは高級志向なので服装には気を使うべき

僕がクラブに行った時はスーツ姿だったので特に注意はされず座席に案内されましたが、TシャツやGパン姿ではNGです。入口で「お帰り下さい」と言われたり、お店にある洋服に着替えるケースもあるそうです。僕の場合は知人のホステスが入店時の服装などをちゃんと教えてくれていたので、恥をかかずにすみました。

クラブは高級志向なのでまず第一に服装、そして髪形など外見には気を遣ってください。ボロボロになったナイロンバッグなどの小物もNGです。その場に相応しくないと思われたら、入り口で預かってもらうしかありません。

クラブは永久指名制が基本

キャバクラではフリー客として来店し、気に入った女の子を顧客側が勝手に決める事が出来ます。「ユリちゃんが可愛いから彼女を指名しようかな」と、好きに決められますよね?

ところが高級クラブは”永久指名”が基本となっています。会員制の場合は、紹介してくれた人についている係が自分の係りになることがほとんど。「え?一人のホステスとしか遊べないの?」と思う方もいるかもしれませんが、係は単なるお世話役です。ずっと特定のホステスとしかお付き合い出来ないわけではありません。

もし「今日は新入りの可愛い女の子を呼んでくれないかな」と言えば、係の子が新入りの女の子を何人か呼んでくれますし「仲良くなった女の子とアフターで楽しみたい」と言えば、閉店後にアフターが出来るように手配してくれます。永久指名制は専門のお世話役ホステスが付き、細かい要望に応えてくれる便利なシステムです。

キャバクラだとアフターの誘いは顧客が直接交渉しなければならないので断られる事も結構多いのですが、高級クラブだと顧客の要望に出来るだけ応えようと努力してくれるので、アフターや店外デートの手配がスムーズだと感じました。それだけ高い料金を支払っているので、当然と言えば当然ですが…。

キャバクラと違ってクラブにはママがいる

キャバクラとは違いクラブには「ママ」がいます。ママと言っても怖い存在ではなく、女の子やボーイの総監督係ですね。だいたいいつも和服を着ていて、尋常ならざる高貴なオーラを放ちつつクラブ全体を良く見回しています。一人寂しくお酒を飲んでいる客はいないか?大事な顧客がきているのではないか?あちらのテーブルに女の子を2人追加などよく気を配っていますよ。

キャバクラには現場の総指揮役がいないので女の子の個人プレーが多いですが(実際はヘルプの女の子との連携も大事ですが)、高級クラブはママを中心とした団体戦なのでチームプレーが得意な女の子、他のスタッフと足並み揃えられる女の子でないと厳しいです。